サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第8話
「キス・ミー・ケイト(KISS ME, KATE)」
米国放送日:1994年11月2日
監督:Richard Pearce
今回の監督はRichard Pearce。
「サンフランシスコの空の下」では第1話&第2話も監督している。
簡単なあらすじ
チャーリーに建築関係で念願の仕事が入るが、新しいシッターさん探しで苦労したり、ジュリアが授業をサボったため校長先生に呼び出しを食らったりでチャーリーは仕事に専念することができない。
一方ベイリーはケイトと次のステップに進みたいと思っていたが、ケイトから結婚するまでしたくないと言われてしまう。
第8話「キス・ミー・ケイト(KISS ME, KATE)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
念願の建築関係の仕事が入る。まずは名前を売るために破格の価格で仕事を引き受けたチャーリー。
しかしカースティンと破局したため、新たなシッター探しや、ジュリアが授業をさぼったせいで校長先生に呼び出しを食らったりで仕事を進めることができない。
校長先生からも心配され、ジュリアと向き合うことにしたチャーリーは思春期組を叩き起こし、やすりがけをさせる。
次男ベイリーの状況
ケイトに夢中なベイリーは次のステップに進みたいと考えていた。
しかしケイトに「結婚するまでする気はない」と告げられてしまい、欲求不満に悩まされることに。
二人の関係はギクシャクし、喧嘩をしてしまう。
長女ジュリアの状況
バーでバイトしているジュリアは昼夜逆転の生活になり、学校をサボりがちになってしまう。
作文の先生からセラピーを受けるように勧められるも、ジュリアは拒否。
しまいには校長先生に呼び出されてしまう。
一方バイト先のバーで歌を歌っているダニーに作詞をしてほしいと頼まれ、ジュリアは詩を提供する。
夜中にチャーリーに叩き起こされ、仕事の手伝いをすることになったジュリア。
兄妹で楽しくやすりがけをし、チャーリーに「創作意欲が凄いんだから、何があっても書くことを辞めないほうがいい」とアドバイスを受ける。
次女クローディアの状況
前回のコンクールで軽いインタビューを受けたクローディア。
新聞に「天才少女」と記事を書かれたことに有頂天。
「私は天才少女なんだから!」と家事を手伝わなかったり、ギャラを貰おうとして調子に乗ってしまう。
兄姉からも冷たくされたクローディアは・・・。
ロストバージンは誰に捧げるべきか
今回はケイトのほうの「ロストバージン」問題。
思春期である10代の女の子の悩みの種でもあるこの問題。
ジュリアは友達に流されそうになりましたが、ケイトの場合はしっかりした考えを持っていましたね。
ベイリーにとってはショックなできごとだったけど、自分の考えをちゃんと持ってるケイトは素敵です。
思春期の男の子であるベイリーにとっては受け入れがたいことで結局破局??へとつながってしまったわけですが、
ケイトは「絶対に結婚するまでしない!」と頑なだったわけではなかったし、
ベイリーは良い人なんだからそのうち心を開いて準備ができたと思うけどな~。。
高校2年生の16歳だものね。彼女ができたらそりゃやりたいだろうけど、待とうとしていた姿勢はあったし、やっぱベイリー素敵だよね。
第4話もロストバージンを取り上げたエピソードでした。
一度「この子とはセックスできないんだ!」と思ってしまったら16歳の男の子は我慢ができないかもな~。。
「時間が欲しい」ってくらいならベイリーなら待てたと思うけど、結婚までしないってのはキツイよな~。
ケイトの関係はもう終わりなんでしょうか~?
兄貴からの言葉
今回チャーリーがジュリアに思い出話をしたシーンがありました。
当の本人のジュリアは忘れてしまっていたことだけど、年の差のあるチャーリーにとってはついこの間の思い出なんですよね。
しかも可愛らしいお手紙が妹から毎週届くなんて嬉しいですよね。
チャーリーはトラブルメーカーだけど、やっぱり兄貴からの言葉ってグっとくるものがあったと思います。
おかげでジュリアもものを書くことを続けることに決めたようだし、自分の気持ちや想いなどをどんどん書いて落ち着いてくれるといいですね。
調子に乗っちゃったクローディア
今回新聞の記事に天才少女と書かれたことでちょっと勘違いしちゃったクローディアちゃん。
家事はしないし、やすりがけもパス。ロスにはギャラはあるのか確認しちゃうくらいおませさんに。
しかし兄姉が楽しそうにやすりがけをしていたから自分も仲間に入ろうとしたクローディアに対して、
みんな冷たいこと!w
でもそれが効いたようで、クローディアは元に戻ってくれました。
糞の掃除をしないクローディアに対して「きったねえ!」って言い放ったベイリー(鳥海勝美さん)の演技好きw
ゲスト出演者
ダニー役 Zachary Throne
ジュリアのバイト先でバンドマンをしているダニーを演じたのはZachary Throne。
1967年4月3日カリフォルニア州ハリウッド出身。
海外ドラマでは主に脇役として出演「ビバリーヒルズ青春白書」や「ER救命救急室」などに出ていました。
俳優として活躍する一方で、音楽活動もしていてピアノやギター、ベースなどを独学で覚えたそう!
劇中でも最後に歌声を披露していましたね。
父親は同じく俳優として活躍していたマラキ・スローン。
挿入歌
やすりがけをしながらみんなで歌う曲
Stop! In The Name of Love
by シュープリームス
今回の一言
思春期にはやすりがけをさせよ。
次の回、第9話 「突然の訪問者(Something Out of Nothing)」のネタバレ感想はこちら
コメント