サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第21話
「長い夜にグッドバイ(All-Nighters)」
米国放送日:1995年3月8日
監督:Steven Robman
今回の監督はSteven Robman。
「サンフランシスコの空の下では」通算22話のエピソード監督を担当。
第9話「突然の訪問者」でもエピソード監督を務めています。
簡単なあらすじ
前回、我慢の限界が来てしまったチャーリーは同じくサリンジャーズで働く友人ダッドの部屋が空いたことを知り、早速カースティンと引っ越すことにする。
しかしそんな中クローディアがコンビニで強盗に遭遇してしまう。
ジルはセラピーに通いながら、学校でチャリティダンスマラソンを企画することに。
心配ばかりしてしまうベイリーにジルはイラついてしまう。
第21話「長い夜にグッドバイ(All-Nighters)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
精神的に参ってしまったチャーリーは新しい部屋を探す。
ちょうどサイリンジャーズで働いている友人で元パーティー仲間であるダッドの部屋がひとつ空き、カースティンと共に引っ越すことに。
しかし部屋で開催される連日のパーティーに嫌気がさしてくる。
次男ベイリーの状況
ジルがダンスマラソンの企画を担当することに。
ベイリーは心配でたまらず、彼女をサポートしようとするもかえってジルを怒らせてしまう。
長女ジュリアの状況
ダンスマラソンにジャスティンと参加するジュリア。
ジャスティンの財布の中にコンドームが入っているのを見つけてしまう。
次女クローディアの状況
ボーイフレンドのアーティーとコンビニで買い物中に強盗に遭遇してしまう。
ふたりは隠れていたため無事だったが、犯人の面通しなどをしなければならず、クローディアは恐怖で震えてしまう。
相変わらずクローディアに冷たいよな
今回なんとクローディアが強盗に遭遇してしまう衝撃的なオープニングからスタートしましたが、
相変わらず兄姉はクローディアに冷たいのなw
一番クローディアに優しかったのはカースティンなのでは?
無事だったとはいえ、トラウマを抱えてしまってるのは事実だし、もっと支えてあげてもいいのになと思ってしまったw
高校生組はそれぞれ恋人問題で忙しいけど、もっと家族みんなでクローディアを支える描写は欲しかった。
クローディアの友人アーティーはたくましかったから、そんな大したことないでしょという感じなのか?
それにしてもクローディアって子供だけで結構よく出かけるよね。
アメリカの事情や90年代サンフランシスコの状況は知らないし、ドラマだからそうなのかもしれないけど。
もしくはクローディア役のレイシーが年の割に小さく見えるからなのか、すごく心配してしまうw
チャーリーが成長してる
引っ越し先を必死に探していたチャーリー。
そこに元パーティー仲間であるダッドの部屋が1室空き引っ越すことに。
しかし昔は楽しかったパーティーも、今のチャーリーには合ってなかった。
保護者の役割を担ってるうちにチャーリーも成長したんだね。
もちろんカースティンのおかげで変わってきたのもあるんだろうね。
クローディアもチャーリーがいなくなってしまうことに不安を覚えて悪夢を見るようになるし、
チャーリーの引っ越し騒動はこれにて終了。
しかし育児ノイローゼっぽくはなってたのだから、これで終わりとはあっさりしてんな。とは思ってしまった。
これから高校生組はもっとチャーリーに感謝して協力的になってほしい気もする。
ジャスティンとジュリア
ダンスマラソンに参加したジュリアとジャスティン。
ジャスティンの財布の中にコンドームを発見してしまうジュリアは戸惑ってしまいます。
友人ニーナとつるんでた時は、ロストバージンを意識しすぎたジュリアだったけど、今回は戸惑ってましたね。
普通の16歳らしくなってきた。
それでもジャスティンはちゃんと待ってあげてるし、いい子だと思うんだ。(個人的にルックスが苦手なんだけども)
最後ふたりで裸で?泳いでたけど、あそこはどこなんだっていうツッコミは置いといて・・・w
それにしても兄貴にSEXのことを相談する妹。良い関係だなと思うよ。年が離れたお兄ちゃんが引かずに妹の性の悩みに答えてあげてるなんて保護者として合格だよチャーリー。
ゲスト出演者
アーティー・バウム役 Michael Shulman
クローディアのボーイフレンド、アーティーを演じたのはMichael Shulman。
1981年12月31日ニューヨーク州マンハッタン生まれ。
8歳から芸能活動を開始。父親であるジュリアス・シュルマンはブロードウェイキッズの創設者。
実際マイケルもブロードウェイミュージカル「レ・ミゼラブル」にも出演。
この舞台にはクローディア役のレイシーもコゼット役で舞台に立っています。
その後「サンフランシスコの空の下」で再共演。
「サンフランシスコの空の下」の後は「Someone Had to be Benny」に出演。
Cable Ace AwardとDaytime Emmyにノミネートされています。
子役時代を経て、イエール大学では美術史を専攻し卒業。
スターリーナイトエンターテインメントという製作会社を創設し、2019年のトニー賞の最優秀演劇賞を受賞しています。
またアニメ「リセス 〜ぼくらの休み時間〜」ではサウンドトラックに参加。
音楽の才能もあるなんて、まさにエンターテインメントの世界で働くために生まれてきたようなものですね。
クローディアもアーティーも中の人は天才だったのね。
※ネタバレ注意
アーティーは今回が最後の出演です。
強盗に遭遇した時の反応が違いすぎて別れちゃったのかな?w
挿入歌
ラスト、チャーリーとカースティンが話すシーン
End of the Party
by The Beat
今回の一言
ウィルはもうコメディ担当だなw
次の回、第22話「サリンジャー家の旅立ち(The Ides of March)」の感想はこちら