サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第13話
「チャーリーのプロポーズ(Grownups)」
米国放送日:1994年12月12日
監督:Ellen S. Pressman
今回の監督はEllen S. Pressman。
ジェニファー・ラブ・ヒューイット主演の「Time of Your Life」のプロデューサー。
第6話「父の存在」でもエピソード監督を務めています。
簡単なあらすじ
カースティンとチャーリーは友達以上恋人未満な関係が続く。
カースティンを支えたい一心で一緒にいるチャーリーだが、ある日カースティンのバッグからシカゴ行のチケットが出てくる。
ケイトと別れたベイリーはカフェの店員であるジルが気になっていた。
ジルは同じ高校に通う子で歩いて帰宅中の彼女を車に乗せて家まで送っていくと、ジルは積極的に関係を迫ってくる。
第13話「チャーリーのプロポーズ(Grownups)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
カースティンを支える生活を続けているチャーリー。
恋人に戻ったわけではないが、友達以上恋人未満な関係を続けている。
ある日カースティンの鞄からシカゴ行の航空券が出てきた。実家に戻って卒論を書き上げるとのことだったが、このまま戻ってこなくなるのではと思い、チャーリーはカースティンにプロポーズをする。
次男ベイリーの状況
ケイトと別れたベイリー。親友のウィルとカフェで勉強中に店員のジルに話しかけられる。
一目惚れしやすいベイリーはあっという間にジルに恋をする。
ちょうど一人で歩いて帰宅中のジルを見つけたベイリーはジルを家まで送っていく。積極的なジルと早くもSEXする流れになってしまうも、肝心のコンドームを持っていなかったベイリー。
後日、ジルに誘われついに童貞を捨てる。
長女ジュリアの状況
前回、バーで身分証を求められたジュリアが遂に15歳だとバレてしまう。
その影響でバーは営業停止処分を食らう。オーナーであるモーガンは昼間から酒に溺れる。
それを見過ごせなかったジュリアはモーガンをなんとか元気づけようとするも、跳ねのけられてしまう。
15歳の子供とバーを経営する大人では住む世界も抱えてる問題も違いすぎたのだ。
自分はまだ15歳の子供だということに向き合ったジュリアは大人の世界から離れることにする。
次女クローディアの状況
生理が来てしまったクローディア。
自分の体は大人に近づくも、心はまだ子供なのになんで?という疑問を抱え、学校を休んでしまう。
急な変化に戸惑うクローディアを励ましたのは同じ女性で姉であるジュリアだった。
ベイリー・サリンジャー卒業!
前回、愛しのケイトと別れたばかりなのにっ!
ベイリーがあっさりと童貞を捨ててしまいましたwww
こんな早いんだったら相手がケイトのほうが良かったのではー!(ケイトの気持ちガン無視)
しかも金髪の経験豊富な小娘です!
16歳なのに(?)すごい色気のある女の子。
会うたびにやることは1つという感じで、ベイリーもたじたじ。
とりあえずおめでとうベイリー。
しかしベイリーは基本いい子なので、体だけの関係なのが嫌になってきます。
ジルに「やり終わったあと空しい」というのはちょっとキツいなと思ったけど、改めてジルのバイト先に出向き、デートを申し込むのはやはりベイリーは最高だと思います。
これチャーリーだったらやるだけやって、電話無視コースですw
いきなりのプロポーズ
こどもができない体だという現実にショックを受けているカースティンをなんとか支えるチャーリー。
しかしちゃんとよりを戻したわけでもなく、チャーリーの片思い状態というかなんというか。
カースティンは実家に戻ろうとしていたところ、チャーリーは勢いでプロポーズ(!)
チャーリーもまだまだ若い。
正直、カースティンのお姉さんが正しいよね。
付き合ってすぐに浮気するような男だからねチャーリーは。
「今までとは違う!」と言われたとしても、こんなあっさり受け入れるわけにはいかない。
ぶっちゃけ出会ってどれくらい?4ヶ月くらい?
カースティンも舞い上がって最初はOK出しちゃってたけど、最終的に断ることに。
そして環境を変えたいカースティンを手放したくないチャーリーは一緒に住もうと声をかけちゃいました。
雇ったベビーシッターどうなるんだろう?とか、思春期のこどもがいる家に彼女連れ込むとかどうなんだろう・・・。とか思っちゃった。
特にみんなそれぞれ頑張っていこうって気持ちを新たにしたところだしね・・・。
体は大人でも心はまだ子ども
前回、身分証を求められたジュリア。
なんと元バイト先であるバーは営業停止処分に。
セクシーバーにしたり、解雇されたりとモーガンとは色々ありましたが、今回はさすがに可哀想すぎた!!!
純粋に「寝るところだったんだぞ!」と怒る気持ちわかります。
寝てしまったら犯罪ですから。特にアメリカだと未成年に手を出したら問答無用で重い罪に問われる州もあります。
大人の世界に身分を偽って足を踏み入れても、結局考えが甘いジュリア。
モーガンが家で食器を割って見せたように、それくらい激しく抵抗しないと自分の身が危ないです。
頼むからジュリアよ。離れてくれ。という感じ。
モーガンはひとりの大人の男で、結婚離婚を経験し、自分の子供を育てる親でもあります。
そして生活や養育費があるのでバーの経営を軌道に乗せなければならない。
この人生を積み上げるのにどれだけ苦労したのか、15歳であるジュリアにはわかりませんよそりゃ。
住む世界が違う。
まだ子供だものジュリア。
そして今回のことでジュリアはようやく大人の世界から離れ、生理がきて戸惑っているクローディアに向き合い、サリンジャー家のお姉ちゃんに戻ってくれました。
今回、クローディアは「まだ心は子供なのに、どうして体はいきなり大人になるの」と言っていましたが、
これは思春期のジュリアにも当てはまる言葉でもありましたね。
ゆっくり大人の階段を登って行ってもらいたいです。
ゲスト出演者
ジル・ホルブルック役 ミーガン・ウォード
ベイリーの初体験を奪ったイケイケな女の子、ジルを演じたのはミーガン・ウォード。
1969年9月24日カリフォルニア州ロサンゼルス出身のハワイ育ち。
両親も俳優で1968年の「ハワイ5-0」にちょい役で出ていたとか。
夫は同じく俳優のMichael Shore。1995年に結婚し、2人のお子さんに恵まれています。
ハリウッドでは珍しく、今でも結婚生活は続いています。
子供の頃からローカルCMなどに出演し、なんとモデルとして日本でも数年活動をしていました。
「コールドケース」のリリー役のキャスリン・モリスもモデル時代は名古屋に住んでいたそうですね。
そして日本語を学んだ彼女はなんとNHKの番組「サイエンスQ」に1988年~1989年2月まで出演しています!
結構がっつり日本でも芸能活動していたんですね!
女優としては長寿昼ドラ「General Hospital」に2007年~2020年まで出演。
「ビバリーヒルズ高校白書」の姉妹番組だった「メルローズプレイス」にはシーズン6に出演しています。
挿入歌
ラストシーン、カースティンが家に来るシーン
Strange Currencies
by R.E.M
今回の一言
妹のナプキンを一緒に買いに行ってくれるお兄ちゃんって優しすぎて大好きだ~!自分のコンドームも探してたけどwそれぞれが大人の階段上ってるな~。
次の回、第14話「ママの秘密(Not Fade Away)」の感想はこちら
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