【ネタバレあり】サンフランシスコの空の下 第14話「ママの秘密(Not Fade Away)」の感想

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サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第14話
「ママの秘密(Not Fade Away)」

米国放送日:1995年1月4日
監督:ピーター・オファロン

今回の監督はピーター・オファロン。
第5話「恋のアタック」、第11話「崩れゆく家族の絆」でもエピソード監督を務めています。

目次

簡単なあらすじ

カースティンがサリンジャー家に引っ越してくる。急なことだったのでジュリアとベイリーは相談もなしに決めてしまったチャーリーに怒りを隠せない。
カースティンの引っ越しのため亡き母の箪笥をジュリアの部屋に移動させると、引き出しから日記が出てくる。

第14話「ママの秘密(Not Fade Away)」の感想(※ネタバレあり)

ネタバレあります。ご注意ください。

長男チャーリーの状況

カースティンがサリンジャー家に引っ越してくる。
突っかかってくるジュリアにイライラしながらもカースティンを支えようとするチャーリー。
しかし頑なに家でベッドインしないカースティンにチャーリーはもう家族の一員なのだから家でしても良いのだとカースティンを説得する。

次男ベイリーの状況

ジルとショッピングモールでデート中、ベイリーは素敵な手袋を見つけるも値段が高くて買えないでいた。
後日、ジルにその手袋をプレゼントされ驚くベイリー。ジルはその手袋を万引きして手に入れていたのだ。
「今度は私にプレゼントして」とジルにそそのかされるベイリーはサングラスを万引きしてしまい、警備員に捕まってしまう。
チャーリーに説教されるも、カースティンと好き勝手やってるようにしか見えないチャーリーに説教されたくないベイリーは、ジルとの関係を優先させる。

長女ジュリアの状況

家にカースティンが引っ越してきたことを受け入れていないジュリア。両親の部屋に他人が住むことに耐えられなかったのだ。
妹のクローディアも具合が悪くなったのにジュリアを頼らず、カースティンを頼ったことがショックだった。

そんなある日、ジュリアは母親の箪笥の中から日記を見つけてしまう。その中にはチェロ奏者のエヴェリーという男性との思いでが綴られていた。
母親が浮気をしていたのではないかと疑うジュリアはエヴェリーを探し出す。

次女クローディアの状況

ボーイフレンドのアーティーがユダヤ教だと知るクローディア。
このままでは結婚できないと悟ったクローディアはユダヤ教へ改宗しようとするもジュリアに猛反対される。
ユダヤ教の勉強を熱心にするクローディアだったが、考えれば考えるほど宗教というものがわからなくなる。



チャーリーの説得力なし

今回、サリンジャーの弟妹たちにとってカースティンの引っ越しは急すぎた。
チャーリーとカースティンふたりにとっては色々あっての決断だけど、何も知らない家族からしたら・・。
ジュリアが不安定になるのもわかるし、ベイリーが反抗したくなるのもわかる。

弟妹からは「数か月しか付き合ってない(しかもチャーリーが原因で一度別れてる)女性を家に連れ込んだプレイボーイのお兄ちゃん」にしか見えないんですよ。
これじゃあ説得力ないですチャーリーw

録画ミスの女王

正直カースティンも良く引っ越してきたよな!!!w

大人なお姉さんな立ち位置だけど、子供たちにちゃんと伝えるべきだったと思うね。
毎週の家族の食事会にもカースティンをちゃっかり連れてきてるし、そりゃ思春期のベイリーも「カースティンがいいなら僕だって彼女を連れてきてもいいだろう」ってなる。
たとえ元ベビーシッターで同棲していてもね。

こどもを世話をするカースティンの気持ち

ちゃっかり引っ越してきたカースティンではありますが←
やっぱりこどもができない体なのはショックが大きいです。大学院で専攻しているのは子供の心理学だし、ベビーシッターをするほど子供好き。
本当に引っ越してきて彼女のためになるのだろうか?チャーリーは一緒にいれて嬉しいだろうけど、
元ベビーシッターとはいえ、具合が悪いクローディアの世話をするのは正直ツライのではと思ってしまった。
優しいカースティンだから夜中に起こされても文句言わずに世話をしてくれたけど、
頭の中では「自分の子供をこうやって世話をすることはできないんだな」って考えてしまいそう。

チャーリーは嬉しそうに「嫌な顔ひとつせずパっと起き上がって世話してくれたね」と言っていたけど、、
きっつくないかな~。。

家族が消えてしまいそうで怖いジュリア

母親が使っていた箪笥の中から日記帳を見つけてしまったジュリア。
そこにはある男性との思い出が綴られていた。

これ思春期の娘には結構きつい内容だったでしょうね。
たとえエヴェリーさんの片思いにしても、仕事とはいえ1日一緒に演奏の練習をしたり、レコーディングをしたり、滞在してるホテルも一緒だったり。
サリンジャー父は気が気ではなかっただろう(これこそ元カノと会うチャーリーを見送ったカースティンの気持ちと似てる)

もしふたりの関係がうまく行っていない時期だったら・・・。と考えると怖い!
それでもサリンジャー父が滞在してるホテルに花を届けるという粋な計らいをしてくれたおかげで、エヴェリーさんがサリンジャー母を奪うことはできなかった。

カースティンの引っ越しによって、両親の寝室を他人に奪われ、クローディアもカースティンにヘルプを出し、その上母親の日記まで見つけたら、そりゃ不安定になっちゃいますよ。。ジュリアもまだ15歳だもん。。

家族が既に消えてるジル

家族が消えてしまいそうで怯えているジュリアですが、ベイリーの新しい彼女、ジルの家族は全く出てきません。
万引きをしても親が迎えにも来ない。家族が多くても、これじゃあいないのも同然。
正直兄貴が駆けつけてくれたベイリーが羨ましいだろうな。
親がかまってくれないから悪いことをしてしまうんだろう。。

録画ミスの女王

ここでカースティンが心理学でジルの心を読んでくれたり、癒してくれたりしないかね。

元カノのケイトと比べると全く逆のタイプなので、ベイリーの外見で恋に落ちる代償でもある。。

ゲスト出演者

エヴェリー・バルタス役 ジェームズ・スローヤン

サリンジャー家の母親に片想いをしていたチェロ奏者、エヴェリーを演じたのはジェームズ・スローヤン。
1940年2月24日インディアナ州出身。

幼い頃から両親と共にミラノやスイス、アイルランドなどヨーロッパを転々とした生活をしていたが、17歳の時にアメリカに戻り、拠点をニューヨークに移す。
女優のDeirdre Lenihanと1973年に結婚。2人のお子さんに恵まれています。

名作映画「スティング」や「ザナドゥ」にも出演。

数多くのドラマにゲスト出演しており、ジル役のミーガン・ウォードの両親もちょい役として出演した1968年の「ハワイ5-0」にもゲスト出演している。
他に「シカゴホープ」「ジェシカおばさんの事件簿」「ビバリーヒルズ高校白書」などに出演。

今回の一言

録画ミスの女王

今回チャーリーはカースティンとのベッドインのことしか考えてなかったなw(ベイリーの万引き事件はあったけど)

次の回、第15話「ジェラシーの季節(It’s Not Easy Being Green)」の感想はこちら

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