サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン2 第11話(通算33話目)
「ジュリアの受難(Unfair Advantage)」
米国放送日:1996年1月3日
監督:Michael Engler
今回の監督はMichael Engler。
「ダウントンアビー」や「Sex and The City」のディレクターを務めていました。
「サンフランシスコの空の下」では通算15エピソードで監督しており、 第25話「いちばん大切な人(Dearly Beloved)」でも監督を務めました。
簡単なあらすじ
養子と判明したサラの誕生日が近づいてくる。
両親からは新車をプレゼントされたサラ、しかしサラはうさはらしのためなのか親のクレジットカードを勝手に使ったりしており、ベイリーが心配する。
第11話「ジュリアの受難(Unfair Advantage)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
私事なのですが、2024年新年早々ハードディスクが壊れまして、「サンフランシスコの空の下」も見事に消えてしまいました(涙)そのため、衰えた記憶のみでこちらの感想を書いております。支離滅裂な文章になってるかもしれませんが、ご容赦ください。
長男チャーリーの状況
サリンジャーズで働いている若いメンバーと遊びにでかけるチャーリー。
そのメンバーのひとりシェリーに気を持ってしまうチャーリーだが、シェリーにその気はない。
するとチャーリーはシェリーのシフトを削りだす。
次男ベイリーの状況
サラが養子であることが判明してから、サラの金遣いの荒さが目立つようになる。
誕生日に両親から新車までプレゼントされたサラを心配する。
長女ジュリアの状況
大好きだったライティングの教師、ペック先生の指導の仕方に嫌悪感を抱くようになるジュリア。
気のせいだと思いたいものの、帰宅途中にペック先生から車で送っていくと誘われ渋々乗り込むと・・・。
次女クローディアの状況
学校でなかなか友達ができないクローディア、悪友ジョディとつるむようになるが、タバコを吸ったりお酒を飲んだりと悪いことに手を染めていく。
チャーリーのクズっぷりは健在
前回、メキシコ旅行先でも自立した格好いい女性に惚れてしまっていたチャーリー。
次はサリンジャーズで働くシェリーに惚れる始末(もう目も当てられない)
しかもいい歳したチャーリーが(と言っても25歳かw)若い子とつるんでるだけで痛いw
しかしそれだけではなく、、なんとキスしようとして拒まれたら、
シェリーの勤務時間を削ってしまうという所業!!!!ひどすぎる!!クズ過ぎる!!!!!
これ、私も嫌がらせでシフト削られたことがあるので、更に嫌悪感が増してます。
上司として、店長として、いちばんやってはいけないことをやってるよチャーリー。
ひどいわ!!!
しかしこれも、カースティンとの破局した心の傷をいやすために新しい女性に手を出してるってことなんだろうな。。
自分が犯したカースティンへの所業を他の女性で埋めるのではなく、ちゃんと向き合ってほしいね。
最後カースティンに電話してるのもハッキリ言って迷惑だよねw
カースティンが前を向いて踏み出せなくなっちゃうじゃないの!
ロストバージンをするとバレる!?
今回、まさかのお気に入りのクラスの先生からセクハラを受けてしまうジュリア。
ハッキリ言って教師が最低だし、ジュリアはなにひとつ悪いことをしていない。
しかし自分がロストバージンしたことで、なにかシグナルを送ってしまったのではないか?と悩むジュリア。
まわりの男たちも「なんで黙ってるんだ!?奴の勝ちになるんだぞ!?」とジュリアの行動が理解できないでいますが、色々複雑なんですよね。。
ここで反撃したところで身の危険を感じてしまうのもあるよね。本当のことを言って恨みをかわれたり、
それこそ校長先生に話したところでセカンドレイプではないけど、まわりがどう感じるのか、
ジュリアは処女じゃないから先生を誘ったのかもと思われてしまうかも。
と色々なことが頭の中をグルグルしちゃうんだよなきっと。
しかし、チャーリーのキスをはねのけたシェリーのように、時がたてばジュリアもはっきりNOと言えるようになるんだ!!そうしないとダメなんだ!きっとできる!
頑張れ!ジュリア!大人の階段を登ってる最中だからな!
しかしあの教師はあれで終わり?
17歳に手を出すとか気持ち悪すぎて無理どすぅ。
アメリカは未成年に手を出すと極刑なイメージなんですがねえ。。
あれで終わりだったらなんか納得いかないかもw
しかしなんだんだでジャスティン良い奴。「余計な事すんな!」って言われてたけど、学校を休むジュリアを引っ張り出してくれたり、セフレとはいえやっぱ友達なんだよね。
サラちゃんが珍しく荒れておる
このドラマの癒し要員サラちゃん。
前回、なんと養子だったということが判明するわけですが、
今回はさすがに荒れてました。
もちろん、育ての親から誕生日とはいえ、いきなりあんな素敵な車をプレゼントされたら胸中は複雑かもだし、
「は?埋め合わせかなにか?」って思うかもしれない。
だから余計にクレジットカードで散財しだすのかもね。
しかしこれ、付き合ってるボーイフレンドが良識のあるベイリーで本当によかったよ。
ダメ男と付き合ってたら一緒になって高級品買いまくってただろうに・・・。
しかし根は良い子なので、ベイリーのサポートですぐにいい子サラちゃんに戻りそうなのはとても安心です。
クローディアの学校生活
なかなか友達ができないクローディアには唯一の友達ジョディがいますが、
もう完全に悪友。。
第7話に出会ってるジョディとは未だに関係を続けてたようで・・・。
今回はなんとサリンジャーズからタバコとお酒を盗み出してしまうという!!
しかもチャーリーにバレて説教されます。
チャーリーの「もうあの子とは遊ぶな」という忠告。これは親として言いたくなる一言ですよね。。
私も実際に「あの子とは関わらないほうがいい」って言っちゃうな・・。
しかしラストではクローディアは仮病を使って授業をさぼってジョディとどこかへ行ってしまいました・・・。
どうなっちゃうの~!クローディア戻ってきて~!
ゲスト出演者
シェリー役 ジュリー・ボーウェン
今回、チャーリーにキスされても、その気がないとハッキリとした意志で伝えたシェリーを演じたのはジュリー・ボーウェン。
「モダン・ファミリー」のクレア役で有名ですね!
シーズン1からレギュラーを務め、最終シーズンまで出演していました。
「サンフランシスコの空の下」出演時は25歳。まだ女優としては3年目の頃でした。
1996年公開の「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」ではアダム・サンドラーと共演。
出演者が豪華な2011年に公開された映画「モンスター上司」にも出演。
挿入歌
ラスト、ベイリーがサラの星を見つけるシーン
The Grays – Both Belong
今回の一言
今回のチャーリーはやっぱ許せない(しつこい)
次の回、第12話「屋根裏争奪戦(Hold on Tight)」の感想はこちら