サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第16話
「寄りそう恋人たち(Aftershocks)」
米国放送日:1995年1月18日
監督:Ken Topolsky
今回の監督はKen Topolsky。
本ドラマのエグゼクティブプロデューサーでもあります。「サンフランシスコの空の下」では19エピソードに渡ってエピソード監督を務めています。
主にプロデューサー業がメインで、本ドラマのほかに「素晴らしき日々」や、シーズン2からレギュラー入りするジェニファー・ラブ・ヒューイット主演の「Time of Your Life」でもエグゼクティブプロデューサーを務めています。また、「ロズウェル~星の恋人たち~」のリブート版「ロズウェル~ニューメキシコ~」でもプロデューサーとして活躍。

簡単なあらすじ
サンフランシスコに震度5の地震が襲う。
この地震でジルがやたらハイになり、チャーリーはジルが薬をやっていることを見抜く。
ジュリアはジャスティンとの関係をなかったことにしようとしたが、ジャスティンはリビーと別れると言い出す。
第16話「寄りそう恋人たち(Aftershocks)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
同じ大学に通うグウェンからビジネスパートナーにならないかと誘われるチャーリー。
しかし現金がないため断ろうとしていたが、カースティンが資金投資してくれる。
そのため仕事場を探す時もカースティンが付いて回り、仕事をするたびに口出されることに我慢ができなかったチャーリーはカースティンと喧嘩をしてしまう。
一方、ベイリーとジルが家にいるときに地震が起きる。やたらハイになるジルに違和感を感じ、次の日彼女を観察するチャーリーは薬をやっていることを確信し、ベイリーに警告する。
次男ベイリーの状況
自宅でジルとセックスしているのがチャーリーにバレてしまったベイリーは「人の家でセックスするなんて彼女は普通じゃない!」と説教される。そんな時に震度5の地震が発生。
情緒不安定になるジルに驚きながらも家まで送るベイリー。チャーリーから薬をやっていることを見透かされたジルは先回りしてベイリーに「チャーリーに薬をやってると言われた」と報告。
ベイリーはチャーリーに激怒するも、妹のクローディアまでもがジルが薬を自宅から盗んでいた姿を目撃していた。
長女ジュリアの状況
前回ジャスティンからキスをされてしまったジュリア。あのキスはなかったことにしようとジャスティンを説得するが、ジャスティンはリビーと別れることを決意していた。
リビーと友情が戻ってしまったジュリアは猛反対するも、ジャスティンは別れを告げる。
リビーがジュリアの元に泣きつきに来て仕方なく話を聞くジュリア。ふたりの関係を正直にリビーに告白しようとした矢先、リビーと一緒にいるときにジャスティンがジュリアに会いに来てしまう。
ジュリアとジャスティンの関係を悟ったリビーは激怒し、ジュリアの元から去る。
「ここまでしてふたりで一緒にいたかったのかな」とジャスティンとの関係に自信をなくしてしまうジュリアだった。
次女クローディアの状況
震度5の地震に見舞われ、パニックになってしまうクローディア。
災害時緊急連絡網を作ったりして兄姉をうんざりさせるも、クローディアは本気。
余震が起きたときにみんなから連絡がなく激怒するクローディアはベイリーとジュリアに話を聞いてもらい、なんとか落ち着きを取り戻す。
地震エピソード
今回のエピソードはサンフランシスコに震度5の地震が起きたという設定のストーリーでした。
放送されたのは1995年1月ですが、これは前年の1994年1月17日に発生したロサンゼルス・ノースリッジ地震がモデルでしょうか。
ドラマの中ではパニックになったのはクローディアくらいで、あとのサリンジャーたちは全員落ち着いていたな。というのが正直な印象w
日本は地震大国なのであまりパニックはならないけれど、海外の方はパニックになる印象だったのでちょっと違う意味で驚きの回w

同じくノースリッジ地震をモデルにしたのであろう「ビバリーヒルズ青春白書」ではケリーの恋人がパニックになって漏らしてた記憶。
恋人同士のお金問題
今回はチャーリーがグウェンという女性にビジネス話を持ち掛けらました。
その資金をカースティンが出すという流れだったのですが・・・。



そりゃ嫌だわ。
恋人同士でお金出してもらうのも気まずいし(いくら投資とはいえ)作業場探しから雇う人まで細かくチェックされてたらそりゃ関係が悪化します。。



カースティンも恋人にお金投資するなんて結構浅はかやな。前回も卒論アドバイザーにほいほいついて行ってたしな。
結局チャーリーはビジネスの話は断り、地震で壊れた冷蔵庫を買いに行くことに。
これにもカースティンが付いてきてましたが、ここでも喧嘩。
カースティンが同棲しているとは言えあまりにこだわりが強いので、チャーリーに「おれんちの金で買うんだ!」とまで言わせてしまったね。



ドラマとはいえ同棲があまりに早すぎてなんだか私ついていけないのよね。
結局ふたりはあっさり仲直りをしましたが、チャーリーとカースティンはどんどん夫婦漫才のようになってきていますw
ふたりの関係が癒し要員になる日は来るのでしょうか?
薬をやっていたジルとの関係
前回、ジルがマリファナをロッカーに隠していたと思ったのですが、スピードという薬だった模様。
どんな薬なのか検索してみると、スピードとは覚せい剤の隠語みたいです。
16歳にして覚せい剤を使うジルよ・・・。闇深すぎる。。。
ベイリーの目の前で薬を捨てたジルですが、やはりすぐにはやめられない。
まさかのサリンジャー家の洗面所から薬を盗みます。



覚せい剤じゃなくても鎮痛剤でハイになるってことなのかな・・・。
元カノのケイトとは全然違うタイプだから、どうしてベイリーはここまでジルに入れ込むのかも謎です。
もちろん初体験の相手だし、ルックスも良いから恋人になりたいのだろうけど、価値観が違いすぎると思う。
別れを決意はしていましたが、結局は引き留められていたし、、、ベイリーまで変に苦しまなければいいのですが・・。
ジュリアとジャスティンが遂に結ばれる
今回、ついにジュリアとジャスティンが正式に恋人となりました。もちろん友人であったリビーを失って・・・。
ジュリアは第1話から悪そうな男の子に振られたり、大人の世界に足を踏み入れたり、見ていて不安だらけだったので、ここでようやくナイスガイな彼氏ができて本当によかった。
最後はリビーとの関係が悪化したことで、あまりいいスタートを切ったわけではない二人だったけど、これから関係が長続きしてくれるかな。。
ここまでして一緒にいたかったのかもわからなくなってたジュリアだけど、そんなジュリアのそばにいて元気づけてくれたのはジャスティン。
この二人が可愛いカップルになってくれることを祈るばかりです。
ゲスト出演者
グウェン役 Mia Korf
今回チャーリーにビジネスを持ち掛けたグウェンを演じたのはMia Korf。
ニューヨーク州育ち。
シーズン2からレギュラー入りするジェニファー・ラブ・ヒューイット主演作の「Time of Your Life」にも出演。



「Time of Your Life(1999)」と「サンフランシスコの空の下(1994)」の製作陣はほぼ同じ感じなので出演する俳優さんもかぶってる気がする。
他にも「コールドケース」や「NIP/TUCK マイアミ整形外科医 」にゲスト出演している。
挿入歌
ラストシーン、みんなでトラックで寝るシーン
Hymn to Her
by プリテンダーズ
今回の一言



一番保護者っぽいのはやはりクローディア。緊急時にどうするか家族会議開くのは本来チャーリーの役目ではw
次の回、第17話「初めての恋(In Loco Parentis)」の感想はこちら


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