コールドケース シーズン1 第5話「ランナー（The Runner）」の感想、挿入歌リストなど

コールドケース迷宮事件簿 シーズン1 第5話「ランナー（The Runner）」
米国放送日：2003年10月26日
監督：David Straiton

今回の監督David Straitonは第19話「小切手（Late Returns）」でも監督を務めています。

簡単なあらすじ

殺人課のリリーの元に古いテープレコーダーを持った女性がやってきた。
ジェニングズ団地のゴミ捨て場で拾ったという。
リリーとヴェラがテープレコーダオを聞いてみると、男の声と銃声が録音されていた。

今回の事件

1973年7月20日　ジョー・ワシントン巡査事件

ノースカロライナ出身の黒人の警官で勤続一年目にシャニング駅で銃で3発撃たれ死亡。
警官になる前は軍隊に入っていた。ジェフリーズの知り合い。

当時の担当刑事はサレッティだが既に亡くなっており話が聞けない。

当時関わっていた人物たち（※ネタバレ含みます）

ネタバレになるのでご注意ください。

ブッチ・リナルディ

ジョーの当時の相棒。
ジョーを一人で事件現場に行かせてしまい後悔している。
ブッチと別れてから1時間後にジョーは亡くなっている。

グロリア

当時黒人団地に住んでおり、麻薬の売人が団地をうろついていたため通報した女性。
ジェニングズ団地は管轄外だったがジョーが駆けつけてくれていた。

ダイアン・ワシントン

ジョーの奥さん。
当時妊娠していたが、ジョーが亡くなったショックで流産してしまう。

ディアンテ・ローリンズ

麻薬の売人。
当時はジェニングズ団地を島にしていた。

サミュエラ・ロビンス

サミーのおばあちゃん。
事件直前にジョーから人生をやり直すために団地を出ようと提案されていた。

サミー・ロビンス

ジョーが妹のように可愛がってた女の子。
ジョーが亡くなった日からドラッグに溺れる。

メイソン・ダッカー（ランナー）

ジョーの親友。
当時は麻薬の売人でサミーを運び屋として利用していた。

犯人＆犯行

がっつりネタバレになります！！！

麻薬の運び屋だったサミーがジョーに保護されそうになったため、
メイソンがサミーを車に乗せ、シャニング駅まで車を走らせる。
車を停めサミーを襲おうとするが、ジョーが追いかけてきたためメイソンがジョーを撃ち殺す。

第5話「ランナー（The Runner）」のネタバレ感想

黒人団地での生い立ちとは

今回は被害者がジェフリーズの知り合い警官だったため、ジェフリーズも捜査に参加。

しっかし今回のサミーちゃんは事件当時何歳なの～？
小学生なのは確か・・・。あんな小さい子が麻薬に溺れるなんて恐ろしい。
育った環境って本当大事。。だけど、お金がなくて仕方なく治安が悪い黒人団地住まいの人もいるからやるせない。
ジョーみたいに心を入れ替えても、実行に移せず住み続けてる人は多いと思う。

でもまさかのジョーも高校生の時に麻薬打ってたけど、あそこまで更生できるもんかね。
正義感が強いから警官になったんだろうし、生まれ育った団地が忘れられなくてサミーを救おうと頑張ってたんだろうけど、

もう団地とは縁切って新しい人生歩めばよかったのに・・と思うけど。。
サミーだけは守りたかったんだろうか・・・。正義感強すぎだろ～・・・。
奥さんが可哀想と思ってしまう私は冷たいのだろうか。。
結局サミーは守れなかったし、今でも薬中なのが現実。
心を入れ替えてまともな人生を送ってほしい。

ゲスト出演者

ダイアン役 ：バーバラ・イヴ・ハリス

被害者の奥様、ダイアンを演じたのはバーバラ・イヴ・ハリス。
1959年3月8日トバゴ島生まれ、6歳の時にカナダへ引っ越す。

「アメイジング・スパイダーマン」や「トランスフォーマー/最後の騎士王」などにも出演している。

映画だけではなく、日本でも人気の「シカゴP.D.」や「シカゴファイヤ」にも出演。

1973年

今回事件が起きたのは1973年。
1973年4月にはワールドトレードセンタービルがグランドオープンしました。
そしてなんだか飛行機の墜落事故が相次いでいた年でもあります。

1973年に公開された映画

「追憶」

「エクソシスト」

アカデミー賞受賞作品「スティング」

挿入歌

ブッチが当時の事件を思い出すシーン

Gladys Knight & The Pips – Midnight Train to Georgia

ダイアンとジョーがお腹の子の名前を考えてるシーン

Barry White -I’m Gonna Love You Just a Little More Baby

ダイアンが浮気だと勘違いしてジョーを尾行するシーン

Al Green – Let’s Stay Together

ジョーとメイソンがドラッグを打っているシーン

The Chambers Brothers – Time Has Come Today

サミーが事件の夜を思い出してるシーン

Stevie Wonder – You Are The Sunshine Of My Life

ラストシーン使用曲

Bill Withers – Lean On Me

今回のラストシーンの曲はBill Withersの「Lean On Me」
ビル・ウィザースが1972年に発表した楽曲。

1972年7月8日のビルボードHot100で1位を記録。
ビルボードのソウル・チャートで1位、イージーリスニング・チャートで4位を記録した。
1972年の年間チャートでは7位を記録しゴールドディスクに輝いた。

コールドケースに使用されたエンディング曲をまとめたプレイリストをAmazon Musicに作りました。

今回の一言

次の回、第6話「ハレー彗星（Love Conquers Al）」の感想はこちら