サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン1 第20話
「ジュリアの作家デビュー!(The Trouble with Charlie)」
米国放送日:1995年3月1日
監督:Ken Topolsky
今回の監督はKen Topolsky。
本ドラマのエグゼクティブプロデューサーでもあります。「サンフランシスコの空の下」では19エピソードに渡ってエピソード監督を務めています。
主にプロデューサー業がメインで、本ドラマのほかに「素晴らしき日々」や、シーズン2からレギュラー入りするジェニファー・ラブ・ヒューイット主演の「Time of Your Life」でもエグゼクティブプロデューサーを務めています。また、「ロズウェル~星の恋人たち~」のリブート版「ロズウェル~ニューメキシコ~」でもプロデューサーとして活躍。
簡単なあらすじ
コネティカット州にある全寮制高校に転校したケイトがサンフランシスコに遊びに来る。
童貞を捨てたことをケイトに悟られないようにケイトとデートをするベイリーだが、
ケイトだけでなく、ジルもサンフランシスコに戻ってきていた。
一方ジュリアは学校に提出した小説が賞を受賞し、雑誌に掲載されることになる。
しかし登場人物はサリンジャー家をモデルにしていて・・・。
第20話「ジュリアの作家デビュー!(The Trouble with Charlie)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
虫歯が沢山あったり、好き嫌いが激しいクローディアの世話でチャーリーは疲れ果ててしまう。
出されたブロッコリーを残したり、テレビを禁止にしても普通にテレビで映画を観るクローディアに外出禁止令を出す。
しかしクローディアは友人を家に呼びパジャマパーティーを始めてしまった。
我慢の限界に来たチャーリーは感情を爆発させクローディアを殴りそうになる。
次男ベイリーの状況
ケイトがサンフランシスコに遊びに戻ってきた。
自分が童貞を捨てたことを悟られぬようケイトに接するが、そんな中ジルもサンフランシスコに戻ってくる。
ふたりの間で揺れるベイリーは自分の本当の気持ちに気づく。
長女ジュリアの状況
学校に提出した小説が賞を受賞し雑誌に掲載されることになったジュリアだが、まったく喜んでいない。
それもそのはず。小説の内容はサリンジャー家をモデルにしたひどい物語だったのだ。
家族に見られぬよう雑誌を回収するジュリアだったが・・・。
次女クローディアの状況
チャーリーが何かと口を出してくるのが気に食わないクローディアは、チャーリーからのテレビ禁令や外出禁止令をすべて破っていく。
育児ノイローゼ
今回、日頃あまり手のかからないクローディアがまったくいう事を聞きません。
野菜は食べない。歯磨きはしない。禁止にしたテレビも普通に見るし、外出禁止命令を出せばパジャマパーティーを開く始末。
さすがのチャーリーもお手上げ状態ですが、ここは厳しく接していく。
しかし前回、大きな仕事を失ったチャーリー。これだけでもつらいのに、
さらに追い打ちをかけるようにジュリアの小説。そしてベイリーが勝手にベビーシッターの給与を値上げ。
いくら会社をグウェンに売って大金が入ったからと言ってベイリーが勝手に値上げしていいわけがない。
しかも大きな仕事を蹴って家族の意見を優先したのにこの仕打ち。
正直ひどい。スキーくらい行かせろって思う。
そして激しく言い合いになったクローディアとチャーリー。
ここでチャーリーが危うくクローディアを殴ってしまいそうになります。
限界が来てしまったのよ。。
さすがのクローディアもこれには怯え、大人しくなりましたが。
チャーリーの心が心配な状態に(涙)
それでもチャーリーは自分の行いを顧みて暴力に逃げなかっただけマシなのでは。。
ここで虐待をしてしまう親もいると思います。
しかもチャーリーは24歳で家のことより外で遊んだり仕事をしたりしたい歳。
ここはチャーリーよく頑張った!と褒めてあげたい。。見ていてつらかったけど、、
チャーリーも言っていた「おまえのものはおまえのもの。俺の物もお前のもの」まさにこれが育児・・・。ほとんどの母親が内心思っていることなのでは。。。
私が母親ということもあるので、今回はチャーリーの味方につきたくなりました。
最後の一人暮らししたいって提案は「ふぁ?」とは思ったけどw
ここで一人暮らしできるなら、シアトルの仕事も断る必要なかったのでは?という疑問は出てきますがw
まあもちろん距離が距離だからね。ずっと不在ってわけにはいかないんだろうけどさ。
てかここで一人暮らししようと決断するチャーリー・サリンジャー。やっぱこの一家お金はあるよねwwwww
まあ、ここでムリして家に居続けても暴力お兄ちゃんになってしまいそうだから、仕方ないっちゃ仕方ないけどね・・。
しかしジュリアの小説、カースティンのことはどんな風に書いたのか気になるw
あの優しいカースティンでさえ静かに鬼モードになってたしw
2人の女性の間で揺れるベイリー
今回はなんとケイトが再登場!
てっきり別れてたのかと・・・。
どうやらケイトとベイリーは手紙で連絡を取り合っていたようですね(!!!)
ケイトは手紙の返事があまり来なくなった。とか言っていたけど、ケイト的にはまだ付き合ってるつもりだったのか!?
ちょっとよくわからないふたりの関係。
それでもベイリーはケイトがいない間に童貞を捨ててるし、女の勘なのか色々と悟ったのであろうケイト。
最後はもう諦めてるような、ベイリーの気持ちはもう自分にはないことに気づいたのか、案外さっぱりとした別れとなりましたね。
てっきり私はジルが戻ってこようが、ベイリーは二人とも振ってあらたなスタートを切るのかなとばかり思っていたので、
まさかベイリーがジルを選ぶとは思わなかったんだ。。
ジルがサンフランシスコに戻ってきててカウンセリングを受けていようがね。
カウセンリングを受けてるジルとベイリーはやっと平和なカップルになれるのか??
う~ん。疑問です。
今回の一言
「ブロッコリーのためにお兄ちゃんとの関係が悪くなってもいいわけ?」ってセリフに笑ってしまったw口が達者でよろしいw
次の回、第21話「長い夜にグッドバイ(All-Nighters)」の感想はこちら
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