サンフランシスコの空の下(Party of Five) シーズン2 第5話(通算27話目)
「揺れる恋人たち(Change Partners… and Dance)」
米国放送日:1995年11月1日
監督:Ken Topolsky
今回の監督はKen Topolsky。
第20話「ジュリアの作家デビュー!」、第17話「初めての恋」でもエピソード監督を務めています。
簡単なあらすじ
カースティンは占い師をやっている叔母に会いに行くと「あなたの結婚相手はチャーリーではなく、ロブという男だ」と告げられてしまう。
ベイリーはサラと付き合いだすが、授業をさぼったり、いきなり旅に出ようと言い出したりしてサラを困惑させてしまう。
第27話「揺れる恋人たち(Change Partners… and Dance)」の感想(※ネタバレあり)
ネタバレあります。ご注意ください。
長男チャーリーの状況
カースティンは占い師である叔母に「ロブという男性とダンスしているところが見える。チャーリーは結婚相手ではない。」と告げられ、ふたりでダンスを習いだすことにする。
しかしダンスが苦手なチャーリーは占いを気にするカースティンに苛立ちを覚える。
また、仕事面でも自分で企画したラウンジナイトが散々な結果となってしまう。
次男ベイリーの状況
サラの気持ちを知ったベイリーはサラを授業中に誘いだしたり、いきなり高速に乗り旅にでようとしてサラを困惑させる。
ベイリーは過去にジルとやっていたことをサラともやろうとしていたのだ。
長女ジュリアの状況
自転車屋をクビになったグリフィンをサリンジャーズで雇おうと考えるジュリアだったが、グリフィンは乗り気ではない。
チャーリーにも好かれていない状況でグリフィンは仕方なく働こうとするが・・・。
次女クローディアの状況
家族みんなでスケートリンクに遊びに行くが、そこでクローディアは転んでしまい骨折をしてしまう。
骨折のせいでクローディアはバイオリンが弾けなくなる可能性が出てきてしまう。
おせっかい・・・
今回ジュリアがボーイフレンドのグリフィンのためにチャーリーが経営するサリンジャーズでバイトをさせようとします。
あ~めちゃお節介なやつ。。
最初からグリフィンは断っていたし、チャーリーもグリフィンをよく思っていないし、絶対に一緒に働かせちゃダメだと思うの。
今回はジュリアがすごいお節介だったし、グリフィンが可哀想に思えたかな・・・w
自分のテリトリー内に彼を入れて、いつでも会いたいって魂胆なんだろうけど・・・。
もともと夏休み中ふたりでこっそり?会ってた関係だし、その時グリフィンにもモデルみたいな彼女?もいたし、
ジュリアが大切にされてない状態なのは仕方ないっちゃ仕方ないと思う。。
そういう男なんだよね。彼女よりも他のことを優先しちゃうタイプの男。
だからジュリアが求めてる理想の男性像ってジャスティンなんだよね。。
まあ、ジャスティンにももう新たな彼女ができていたし。。
「恋人ができてからほうが一人の時間が増えたね」なんて皮肉も言われてしまうし。
惨めな気持ちにもなったんだろうなジュリア。。
そしてジュリアは自分を大切にしてほしいとグリフィンに気持ちを打ち明けます。
ここでうざがって振ってないから、グリフィンはジュリアのことが好きなことには変わりはないんだろうね。
複雑な家庭環境で育った男だし、素直になれないんだろうな。
学校の色男と付き合うのも楽じゃないんですね。
しかしシーズン1に芋っぽかったジュリアもシーズン2ではセクシーな彼氏をゲットしたのだから、自分がなりたい高校生になれてるのでは?
ニーナとも友情は続いているようだしね。
夫婦漫才のふたりは
今回はカースティンの叔母が占いで結婚相手はチャーリーではないと言い出す。
そのせいでチャーリーはいやいやカースティンとダンスレッスンを習いに行くことに・・・。
有名な占い師ならともかく、よくわからない叔母にデリカシーのないことを言われて気にするカースティンもどうかと思うw
このふたりは結婚する前から夫婦漫才をやってるので、今回も
あ~今回はこう来たか。
という感じw
そういえば、前にチャーリーが嫉妬していた相手の名前はロブだったっけ?と思って調べたら、ベンでしたw
チャーリーはくだらない占いに振り回されてるだけでもストレスがかかっているのに、
前回、ジョーおじさんから引き継いだサリンジャーズのことでも悩みを抱えていました。
売り上げがなかなか良くないため、新しくラウンジナイトというものを企画するも大コケ。
そして家に無断外泊してきたジュリアの恋人グリフィン(しかも妹は薬で死んでる)を雇ってほしいとジュリアに頼まれ、渋々了承するもバックレられたり。
まだ高校生の妹の恋人なんか正直雇いたくないよな~。店も売り上げ悪いし。。。
ベイリーのしたことはひどいことだ
シーズン1で恋人だったジルを亡くし、シーズン2からは暗い男になってしまったベイリー。
シーズン2も第5話まで来ましたが、ベイリーに片想い中だったサラの気持ちを知ったベイリーは、困惑しながらもキスをしたりでサラとの関係を利用しだします。
サラはジルとは正反対のタイプで、授業は真面目に受けたいし、派手にいきなり旅に出ようとすれば怒ります。
最初はベイリーと恋人みたいになれて喜んでいたサラでしたが、やはり違和感を覚え、ジュリアの話で感づきます。
自分はジルの代わりなんだと。。
正直これはショック
いくらずっと片思いしていた相手が自分と時間を過ごしてくれたとしても、ただの代用品。
自分とキスをしたくてしてくれてるわけでもないし、童貞を卒業したベイリーはサラにどんどん派手にいちゃつきだすし、嫌だよね。ふつうに。
サラの初恋はなんだか振り回されていて可哀想になる。
学生らしくバイト先で惚れて、仲良くなるために選挙活動を手伝ってあげて、
しかし鈍感なベイリーに苛立ちと共に告白するも、呆然とされて。
翌日に「やっぱあのことは忘れて!」と友人関係に戻ったと思えば、今度は自分が落ち込んだ時だけにすり寄ってくるベイリーとキスをしてしまう。。。恋人になれた?と思いきや、今度は電話は無視されるというね。。。
そして今回は元恋人の代用品として自分の元へやってきたベイリー・・・・。
もっとキレていいよ。サラ。
ベイリーもすっかりクズ男になってきました(涙)
クローディア骨折
今回、冒頭平和にみんなでスケートかと思いきや、クローディアが骨折してしまいます(涙)
骨折が治っても、バイオリンが今までのように弾けるかどうかわからなくなってしまったクローディア。
先生であるロスもチャーリーと共に心配。。
このクローディアの骨折でバイオリン関係はどうなってしまうのか、シーズン2の見どころになったりするのかな?
ちなみにカースティン役のポーラはフィギュアスケーターを目指していたそうですよ!
今回はポーラのレアなフィギュアシーンが見れる回となりました!
ゲスト出演者
グリフィン・ホルブルック役 ジェレミー・ロンドン
夏に密かにジュリアと過ごし、晴れて恋人となったグリフィンを演じたのはジェレミー・ロンドン。
1972年11月7日カリフォルニア州サンディエゴ出身。
ジェレミーは双子で、兄弟であるジェイソン・ロンドンも同じく俳優。
1991年から本格的に俳優として活動。同年に「I’ll Fly Away」にレギュラー出演。
しかし最初は双子のジェイソンが最初にこの役を勝ち取っていましたが、映画「マン・イン・ザ・ムーン/あこがれの人」の仕事が入り、代わりにジェレミーが「I’ll Fly Away」に出演。
また長寿ホームドラマの「7th Heaven」にはシーズン7と8に出演。
プライベートでは女優のジュリエット・リーヴ・ロンドンと2014年に結婚。しかし2018年にDVで逮捕。
また、前妻であるメリッサ・カニンガムに対してもDVをはたらき告訴されましたが、1年後に棄却。
ジェレミーの妹であるDedra Londonも女優として活動していましたが、1992年9月に車の事故で亡くなっています。
演じるグリフィンと同じで妹さんを亡くされていたのですね。プライベートは波乱万丈なようです・・・。
挿入歌
ジュリアがチャーリーにダンスを教えるシーン
Latitude
by エルトン・ジョン&ジョージ・マーティン
今回の一言
今回は字幕が「ヤクザな男」と出ていて時代を感じましたw
次の回、第6話「ベネット夫妻の訪問(Analogies)」の感想はこちら