クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの人生に焦点を当てた伝記映画。もちろんクイーンの楽曲満載なので音楽映画としても楽しめます。
ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody
2018年10月公開(イギリス)
簡単なあらすじ
伝説的なロックバンド“クイーン”の結成エピソードや名曲の数々が生まれた瞬間、
そしてロックスターへと上り詰めたクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの栄光と影を描いた作品。
クイーンのボーカルになるまで~伝説のライブ、ライブエイドでのパフォーマンスまでを描いています。
最愛の恋人メアリー・オースティンとの関係からどのようにフレディが気持ちを変えてしまったのかも描かれています。そして最後の恋人と言われているジム・ハットンも登場します。
登場人物の紹介
映画の中でのプロフィールを簡単に説明しています(映画なので現実と設定が違う場合があります)
フレディ・マーキュリー(ファルーク・バルサラ)
インド生まれ。ザンジバル革命のため17歳の時にイングランドへ移住。ペルシア系でゾロアスター教徒。
現在の大学に位置する学校でデザインを勉強していた。
空港でバイトをしたりして定職には就いておらず、夜な夜なクイーンとなる前のバンド、SMILEの追っかけをしていた。映画の中ではボーカルが不在となって困り果てたブライアンとロジャーの前で自分を売り込み、素晴らしい歌声を披露しSMILEのメンバーとなっている(のちにクイーンと改名)
代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」「バイシクル・レース」「伝説のチャンピオン」
ブライアン・メイ
クイーンのギター担当。大学では天文学を専攻。
70年代も80年代もいつも同じ博士ヘア。映画の中では一番落ち着いていて、フレディとロジャーの喧嘩を止めるようなこともあるが、実際はブライアンとロジャーが一番喧嘩していたという噂も(w)
フレディと同じく、作った曲は大ヒットとなる。
代表曲「We WIll Rock You」「’39」「ファット・ボトムド・ガールズ」
ロジャー・テイラー
クイーンのドラム担当。バンドの中では一番のイケメンでいつも女性と一緒にいる。
大学では歯学部を専攻。明るく子犬みたいな可愛らしさもあり、喧嘩っ早いが憎めないキャラ。
子供の頃は聖歌隊として活動していたため、クイーンサウンドには欠かせない高音コーラスは彼の歌声。
映画の中ではいつもカリカリしているが、実際はとても優しく人懐っこい印象。
代表曲「Radio Ga Ga」「I’m In Love With My Car」「カインド・オブ・マジック」
ジョン・ディーコン
クイーンのベース担当。映画の中でジョンが参加した経緯は描かれておらず、しれっとクイーンのメンバーとなっている。一番年下で心優しく、いつも言い合いばかりしているバンドメンバーをそばで大人しく見つめている。
バンドの中では主にフレディとブライアンが作詞作曲をしているが、ジョンが作った曲も名曲が多く「地獄へ道づれ」は全米で1位を記録している。
チェルシー・カレッジを首席で卒業、名誉学位を与えられている。
代表曲「マイ・ベスト・フレンズ」「I Want to Break Free」「永遠の翼」
メアリー・オースティン
SMILEのライブをよく見に来ていたアパレルショップの店員。
フレディとライブ会場で出会い、付き合いを始める。
ジョン・リード
クイーンのマネージャー。エルトン・ジョンも担当している。
プライベートではエルトンの恋人でもあった。(この二人の関係は映画「ロケットマン」にて描かれています)
ポール・プレンター
最初はクイーンの雑用係のような位置だったが、フレディに恋をして彼の付き人のように振る舞う。
バンドのメンバーはポールのことがあまり好きではない。
ジム・ビーチ(マイアミ)
クイーンのマネージャー兼弁護士。あだ名である「マイアミ」はフレディがつけた。
ジム・ハットン
フレディのパーティーでウェイターとして働いていた。
のちにフレディの最後の恋人となる男である。
キャスト
あの偉大なる「クイーン」のメンバーを演じ切った俳優さんたち!本当に素晴らしかったです。特に一番プレッシャーを感じていたであろうフレディ役のラミ・マレックは見事に演じ切り、今作でアカデミー主演男優賞を受賞しています!
名前をクリックすると俳優さんと実在する人物のプロフィールがご覧いただけます。
グウィリム・リー(ブライアン・メイ)
ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー)
ジョゼフ・マゼロ(ジョン・ディーコン)
ルーシー・ボイントン(メアリー・オースティン)
エイダン・ギレン(ジョン・リード)
トム・ホランダー(ジム・ビーチ(マイアミ)
アレン・リーチ(ポール・プレンター)
アーロン・マカスカー(ジム・ハットン)
オープニング曲
愛にすべてを(Somebody to Love)
作詞作曲フレディ・マーキュリー
1976年に発売されたQueenの5枚目のアルバム「華麗なるレース(A Day at the Races)」に収録されています。
コーラスが印象的な「愛にすべてを」は当時、ボヘミアン・ラプソディの二番煎じだと批評家からは酷評されていましたが、実際はイギリスで最高チャート2位を記録する大ヒットとなりました。
クイーンはなぜかBBCと批評家から嫌われがち
作品の感想や思い入れ、思い出など
ネタバレなしで簡単に感想を書かせていただきます。
「映画ボヘミアン・ラプソディ」
私にとって産後初めて映画館で鑑賞した思い出深い映画となっています。
あの時、イオンモールで予告を見ていて本当によかった。
あの「We Will Rock You」の足踏み音で「あ、クイーンだ」と反応してしまったんですね。
そこから何回見に行ったか、、
応援上映にも参加したくらいですので。本当に何回も何回も夫に頼み込んで一人時間を確保しては見に行っていました。
当時はこの映画は異例のヒットで、上映から日にちが経つにつれて動員が伸びていくという。
今までにはない形での大ヒット映画となりました。
そのおかげもあり、映画館では超ロングランヒット上映をしてくれていましたので、私は何回も何回も見に行くことができました!
映画はふんだんにクイーンの楽曲が使われていてファンにはたまらない映画となっていました。
私は19歳くらいの頃にクイーンをちゃんと聞くようになり、そこから10年くらい経って、この映画を観て改めてクイーンの大ファンとなりました。
今まで語られてこなかったフレディのプライベートも描かれていて、天国のフレディはどんな気持ちなのかな?と思ったり、
「なにそんなこと描いてるの?今更じゃない?wうふふ」と笑っているのではと個人的に思っています。
もちろん、彼が描かれた映画が世界中で大ヒットしたことは心から喜んでいる気がしてなりません。
何十年経ってもフレディ・マーキュリーに魅了されてしまう世界。
そしてこの日本!なぜ日本人はクイーンが大好きなのでしょうか。私を含め、本当に愛されているバンドですよね。
この映画を機に、色々なクイーン関連の過去作が改め販売されたり、ボヘミアン・ラプソディ・ツアーも開催して来日公演をしてくれました!(私は大阪公演に行かせていただきました)
日本で何度も起きているクイーンブーム。この映画のおかげで2018年~2020年1月はまたまたクイーンブームが巻き起こり、本当に幸せな年月でした。
私はクイーンのために仕事に復帰をして、お金を貯めて、クイーンの来日公演に行きました。それほど私の人生を変えてくれた映画でした。
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