ヤング・スーパーマン 第11話「偽りの握手(Hug)」
米国放送日:2002年2月5日
監督:Chris Long
簡単なあらすじ
環境汚染を繰り返している悪徳工場を経営するボブ・リックマンは、握手するだけで人の心を操ることができる。
その力を最大限に生かし、スモールビルにまで進出しようとする。
そんなある日、ラナが乗馬中に森に住むカイルに襲われたと訴えるが、目撃していたクラークには襲ったようには見えなかった・・・。
今回の敵&ゲスト出演者
ボブ・リックマン(Rick Peters)
握手をすると人の心を操ることができる。その力を使って会社を大きくしてきた。
演じるのはRick Peters
1967年6月アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれ。
その他出演作品
「デクスター 警察官は殺人鬼」
「NCISシリーズ」
「Swingtown」
カイル・ティペット(Gregory Sporleder)
リックマンと同じく握手で人の心を操ることができる。リックマンとは真逆で、力はほとんど使わず森でひっそりと暮らしている。
演じるのはGregory Sporleder
1964年4月14日アメリカ合衆国ミズーリ州出身。
その他出演作品
「ザ・ロック」
「名探偵モンク」
「トゥルーブラッド」
第11話「偽りの握手(Hug)」の感想(※ネタバレあり)
感想にはネタバレがありますのでご注意ください。
力を持っていても結局は人の心次第。
今回は握手するだけで人の心を操る力を持つ者が2人。
ひとりは汚染工場を経営するボブ・リックマン。もうひとりは森に住んでいて周りから怪しまれてるカイル・ティペット。
実はふたりは同じ日に力を宿していたが、それぞれ力の使い道が違っていた。
リックマンはその力を最大限に使い、会社を大きくし、カイルは力を隠すために森にひっそりと暮らしていた。
「カイルが住むスモールビルには近づかない」という約束をして二人は長年会ってなかったが、リックマンはその約束を破り、戦いが始まる。
今回は珍しくちゃんとした心の持ち主がパワーを宿していました。
どんなに強いパワーを持っていても、それを悪用するかしないかは、やっぱり人の心で変わるんですね。
優しい人がパワーを宿したのはジョディ以来かな?
ラナとクラークは険悪
今回、カイルに襲われたと訴えるラナちゃんと、それは違うと訴えるクラーク。
険悪です。
前回までキス寸前だったくせに!!!
しかしラナちゃん、「かかしにされたことまだ許せないのね」って・・・。。
そりゃー許せないよ!!!!!!もうこの一言で好感度だだ下がり!!
美人の元チアリーダーのプロムのクイーンだもんな!!!いじめられる気持ちわからんよな!(興奮)
ここらへんで更に私は「クロエ行けええええ!」って思ってました。
そしてカイルが脱獄して怖がるラナちゃん。
自分を襲ったかもしれない人が脱獄したらそりゃ怖い。わかる。わかるけど
本当に怖いならクラークじゃなく、ホイットニーのところへどうぞ!!
クラークと仲たがいしたくないから、謝るチャンスがあるのなら、もしくはクラークから謝罪されるかも?という淡い期待を抱いていたのかな。なんてね。
人の心を操る力の使い方。
今回心を操る力を持つのは2人いますが、
まずは森に住んでいるカイル。
彼がパワーを使った場面は、カイルの力が知りたいクロエを操って見せましたw
そのおかげでクラークにキスしちゃうんですけどね!このシーンのアリソン・マックの演技、上手だった。
それにしても大人の男から見たらクロエのクラークへの気持ちはバレバレだったのかな。
そしてもう一人、心を操るリックマン。
クラークの前でレックスの心を操ります。
クラークの力をやっと見ることができたレックス。本音がどんどん出てきたように見えたんですが、どうでしょう?
ラスト、レックスとのシーン。
違う意味で伝説になっちゃう運命ですが・・。
敵になるのはわかっちゃいるけど、なんか寂しいな~と思わせるラストでした。
クラークの正体を知るカイル
そしてクラーク、初めて人の前で力を使ってしまいます。
第6話でも正体バレたようなもんだったけど、相手は盲目のおばあちゃんだった。
でも今回は隕石によって力を宿したカイル。
いい人でよかったよ~。悪徳警官フェランみたいな奴じゃなくて本当によかった。
カイルと合流して敵と戦ったり・・・なんて妄想も捗りますね。
小ネタ
レックスがクラークに教えた「ものまね鳥を殺すには」は、日本では「アラバマ物語」というタイトルで、グレゴリー・ペック主演で映画化もされています。
アティカスとはこの物語の主人公で、正義感あふれる弁護士。まさにクラークと同じ。
挿入歌リスト
ヤングスーパーマンで使用されてる曲をまとめてみました。
リックマンに気を付けるようレックスが注意するシーン
Jennifer Knapp- Into You
クラークがリックマンと握手して手を砕こうとするシーン
Stereophonics – Have a Nice Day
ステレオ・フォニックスの「Have a Nice Day」は「ロズウェル~星の恋人たち~」のサウンドトラックにも収録されていた楽曲です。ヤングスーパーマンとロズウェルは挿入歌が結構かぶっているので、当時流行っていた曲を見つけるのも楽しいですよ。
ヤングスーパーマンで使用された曲でプレイリストを作ってみました!
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今回の一言
人の心が操れたら何に使おうか。とりあえずヤング・スーパーマンの吹き替え版のDVD化をお願いする。あとはやっぱ・・・お金かな(リックマンタイプだー!)
次の回、第12話「パワー喪失(Leech)」の感想はこちら
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